高校生の頃、私は母に子どもは欲しくないことを伝えました。
欲しくなかった理由は、私みたいな人生を送ってほしくないから。
その理由を母に言うと「ママがそのくらいの年齢の頃はそんなこと思わなかったけどな」と言われました。
なんだか羨ましくもあり申し訳ない気持ちにもなりました。
「いじめられた側がいじめだと感じたらそれはいじめ」という言葉をいじめの定義とするならば、私は中学生の頃部活内でいじめられていました。
水泳部に所属していて、同学年の女子は私含め4人でした。
1年生の頃から3対1になったりして、誰かを一時的に仲間はずれにするということを繰り返していました。短くて1.2日。長くて1ヶ月くらいでしょうか。
なので私が加害者になったこともありました。
2対2になってそれぞれ陰で愚痴を言っていたり。今思うとくだらないです。
入部してから数回仲間はずれにされましたが、その数回はいじめとは思いませんでした。また始まったなと思うくらいです。
私がいじめだと思ったのは3年生の頃、5月頃から部活引退までずっと仲間はずれにされ、卒業するまで関わりませんでした。
最初は話しかけても素っ気ない感じから始まり、LINEグループからも追い出され、3人が朝練をする中私が1人で登校してプールサイドの横を通るとクスクス笑われ、それは辛い日々でした。
1人は家も近くて学校も一緒に行っていたのですが、しばらくして一緒に行かなくなりました。
部活にも行かなくなることが増えました。
校内で後輩に会うと、「今日は部活来ますか?」と聞かれ、「今日は行くよ」と答えるのですが、放課後になるとやっぱり行く勇気が出なくてトイレに篭っていたり。
顧問の先生も気を遣ってくれていました。部活が終わったら教室の前に置いてある私の鞄に、今日の練習が終わった旨を伝える付箋を貼ってくれていました。
通常だと8月の大会で引退するのですが、7月の大会で引退しました。
ある日顧問の先生が私をいじめている3人に、なんでこの状況になったのか聞いたそうです。
3人の答えは、「何を考えているか分からないから」
とのことでした。
え?それだけ?いや、人が何考えてるか分かんないって当たり前じゃない?
と思いました。
今考えたら多分私は分からなさすぎるんだと思います。今でもたまに言われるので。
そしてその日から「何考えてるか分からない」と言われると、この出来事を思い出すのです。
大学生の頃、電車の中で3人のうちの1人とたまたま会いました。
向こうから話しかけられて、咄嗟に返事をしてしまったのですが、知らないフリでもすればよかったと後悔しました。
しかもその子は松葉杖をついていて、介助もしてあげちゃいました。いじめられてた相手なのに。あー私優しいなあとでも言っておきましょう。
これは自分にとってとても辛い経験だったので、自分の子どもにこんな思いしてほしくないと思い、子どもは欲しいと思いません。
うつになってからなおさら強く思います。
必ずしもいじめられる、うつになるというわけではありませんが、生まれてくることによってその可能性が少しでも出てくるなら、最初から産まない選択をしたいです。
社会人になってお付き合いした人にこの話をしました。もう時間が解決してくれて平気だと思っていたのですが、話していたら涙が出てきて、自分にとって思ったより辛い経験だったことに気づきました。
そしてこの人との子どもなら産みたい、顔が見たいと思うくらい大好きな人だったのですが、数ヶ月前に振られ、うつが悪化した話はまた今度。